今回は、20代で貯金1000万円することができた「Mika」さんにインタビューすることができましたのでブログに書こうと思います。
一読してみて下さい!!
私が20代で1000万円貯金を目指した理由
25歳の誕生日を迎えた夜、私は都内の小さなバーで同期の友人たちと未来を語り合っていました。
その時、ふと「30歳までに起業したい」という夢を口にしたのです。
しかし、その瞬間に冷や汗が流れました。
夢を実現するための資金が全くないことに気づいたからです。
翌日、私は日本の平均貯蓄額を調べました。
総務省の統計によると、30歳代の平均貯蓄額は約600万円。
「よし、30歳までに1000万円貯めよう」
この決意が、私の人生を大きく変えることになりました。
収入アップの3つの柱
本業で着実に昇給を狙う方法
まず、会社の評価制度を徹底的に研究しました。
人事部の先輩に食事に誘い、評価のポイントを聞き出したのです。
そして、毎月の1on1ミーティングで上司に「今月の目標は○○です。これは会社の△△に貢献すると考えています」と明確に伝えるようにしました。
結果、2年連続で最高評価を獲得。
昇給率は平均の2倍以上となり、入社5年目で年収が840万円(業界平均の約1.2倍)になりました。
副業で月5万円の追加収入を得るコツ
副業は、まずクラウドソーシングサイトで始めました。
最初は記事1本500円のライティング作業。夜中まで頑張っても月1万円が限界でした。
しかし、クライアントの「専門性の高い記事が書ける人を探している」というコメントをヒントに、自分の専門分野(ITセキュリティ)に特化した記事を書くようになりました。
すると、単価が一気に上がり、1記事5000円、月10本で5万円の安定収入を得られるように
なったのです。このとき学んだのは「汎用的なスキルより、専門性の高いスキルの方が価値がある」ということでした。
市場価値を高める具体的なスキルアップ法
スキルアップは計画的に行いました。
具体的には以下のサイクルを繰り返しました:
1. 毎月1冊、業界関連の書籍を読む(Amazon年間ベストセラーから選択)
2. 四半期に1回、Udemyなどのオンライン講座を受講
3. 年に1度、資格取得にチャレンジ
特に効果があったのは、データ分析スキルの習得です。
Pythonを使ったデータ分析の基礎を学び、社内の売上データを分析して新たな知見を提示した
ところ、上司や役員から高い評価を得ました。
これが昇進の大きなきっかけとなりました。
支出を半分に削減した3つの工夫
家計簿分析で見つけた無駄な出費トップ5
3ヶ月間、家計簿アプリ「マネーフォワード」で支出を徹底管理しました。
その結果、以下の無駄な出費が判明:
1. コンビニでの衝動買い:月平均15,000円
2. 使っていない有料サブスクリプション:月8,000円
3. 平日の外食ランチ:月25,000円
4. 深夜のタクシー利用:月10,000円
5. ブランド品の衝動買い:年間約10万円
これらを見直し、コンビニは週1回の買い物に限定、サブスクは必要最小限に絞り
ランチは自炊のお弁当に変更。その結果、月の支出を約8万円(全体の約22%)削減できました。
固定費を30%カットした具体例
固定費の見直しで最も効果があったのは、住居費の削減です。
家賃
ワンルーム(家賃8万円)から1DKのシェアハウス(家賃5万円)に引っ越し、家賃を37.5%削減
通信費
大手キャリア(月額1万円)から格安SIM(月額3千円)に乗り換え、70%カット
電気代
LED電球への交換と使用時間の管理で、月額7千円から5千円に削減(28.5%減)
これらの対策で、固定費全体を月額約5万円、率にして約33%削減することができました。
楽しみながら節約する趣味の見つけ方
節約のために我慢ばかりしていては長続きしません。
そこで、楽しみながら節約できる趣味を見つけました。
料理
YouTube「クキパパ」チャンネルで料理を学び、友人を招いてホームパーティを開催
フィットネス
高額ジム(月1.5万円)を退会し、自宅での筋トレとランニングを開始
読書
図書館利用と合わせて、Kindle Unlimitedを活用し読書量を3倍に増加
これらの工夫で、趣味にかかる出費を月5万円から1万円に削減。それでいて充実感は増しました。
貯金を加速させる3つの方法
給料日に自動で振り分ける貯金術
給与の入金と同時に自動的に貯金口座に振り込まれるシステムを構築しました。
1. 普通預金口座:生活費用(給与の50%)
2. 積立NISA口座:長期投資用(給与の20%)
3. 定期預金口座:まとまった貯金用(給与の10%)
4. 投資用口座:株式投資用(給与の10%)
5. 趣味・娯楽用口座:自由に使えるお金(給与の10%)
特にボーナス時には、70%を貯金に回すルールを設定。
この方法により、2年目から年間貯蓄額が前年比で約2倍に増加しました。
初心者でも始められる低リスク投資の選び方
リスクを最小限に抑えつつ、インフレに負けない資産運用を心がけました。
1. つみたてNISA:全世界株式インデックスファンドに毎月3万円を投資
2. 個人型確定拠出年金(iDeCo):毎月2万円を拠出し、8割を株式、2割を債券に配分
3. 高金利の定期預金:まとまった資金を年利0.2%の定期預金に
これらの方法を組み合わせることで、平均年利3%程度の運用を実現。
5年間で約100万円の運用益を得ることができました。
複利の威力を実感した貯金計画の立て方
Excelで複利計算のシミュレーションを作成し、長期的な資産形成計画を立てました。
例:月3万円を年利3%で20年間運用した場合
– 元本:720万円
– 運用益:約320万円
– 合計:約1,040万円
この計算結果を見て、「早く始めることの重要性」と「継続の力」を実感。
このシミュレーションが、困難な時期を乗り越えるモチベーションになりました。
挫折しないための3つの心構え
5年後の自分をイメージする方法
Pinterest を使って、理想の未来を視覚化した vision board を作成しました。
内容は以下の通り:
- 起業家として講演する自分の姿
- 海外旅行で異文化を体験している場面
- 理想的なワークスペース
- 健康的な体型の自分
これを毎日目にする場所に貼り、朝晩で1分間凝視する習慣をつけました。
厳しい節約生活の中で、この作業が「なぜ頑張るのか」を思い出させてくれました。
月1回の贅沢で維持するモチベーション
極端な節約による精神的疲労を避けるため、月に1回の贅沢を決めました。
実際の例:
- 月1回の高級寿司店でのディナー(1万円)
- 話題の美術展チケット(3千円程度)
- 憧れのガジェット購入(年2回、3万円まで)
これにより、「今月の贅沢を楽しみに頑張ろう」というポジティブな思考が生まれ、
日々の節約のモチベーション維持につながりました。
仲間と競い合って楽しく貯める秘訣
同じ目標を持つ友人5人で「1000万円貯金部」を結成。
月1回のオンラインミーティングで以下を共有しました:
- 当月の貯金額
- 新しく見つけた節約術
- 投資の成功/失敗体験
さらに、半年に1度の食事会で優秀者を表彰。
この良い意味での競争が、モチベーション維持に大きく貢献しました。
また、苦しい時期に仲間の励ましで踏ん張れたことも多々ありました。
1000万円達成後の3つのステップ
次の金融目標の具体的な立て方
1000万円達成後、次の目標として「35歳までに3000万円」を設定しました。
設定プロセスは以下の通り:
ライフプランの再確認
32歳で結婚
34歳で住宅購入
35歳で第一子誕生
必要資金の算出
結婚資金:300万円
住宅頭金:1000万円
子育て準備金:200万円
収入予測と支出計画の見直し
予想年収:1200万円(昇進と副業含む)
年間貯蓄目標:500万円
月々の貯蓄額計算:約42万円
投資戦略の再構築
リスク資産(株式):60%
安定資産(債券、預金):40%
この計画により、具体的かつ現実的な新たな金融目標を設定できました。
お金と時間の新しいバランスの取り方
1000万円の貯金達成後、時間の使い方を見直しました。
変更点:
- 副業時間を週10時間から5時間に削減
- 自己啓発の時間を週5時間確保(オンライン講座、読書)
- 人脈形成のための交流会参加を月1回設定
- 週1回の「思考時間」を設け、キャリアプランを考察
この結果、より充実したワークライフバランスを実現。
特に、人脈形成に時間を使ったことで、新たなビジネスチャンスも生まれました。
人生の豊かさを再定義する方法
お金以外の価値にも目を向けるため、以下の行動を実践しました:
- 月1冊のペースで哲学書を読破(プラトン、ニーチェなど)
- 新しい趣味としてクラシックギターを開始
- 地元の児童養護施設でのボランティア活動に月1回参加
- 毎週日曜日を「家族デー」とし、両親や兄弟と過ごす時間を確保
これらの活動を通じて、金銭的な豊かさだけでなく、精神的な充足感や社会貢献の喜びを感じられるようになりました。
特に、児童養護施設でのボランティアは、自分の恵まれた環境に感謝し、社会に還元することの大切さを学ぶ貴重な機会となっています。
まとめ:20代での1000万円貯金が変えた私の人生
20代で1000万円の貯金を達成したことは、私の人生に多大な影響を与えました。
この経験を通じて得たものは、単なる金銭的な成功を超えた、かけがえのない人生の糧と
なりました。
まず、目標達成のプロセスで培った能力が、私のキャリアを大きく前進させました。
計画的な行動、自己管理能力、長期的視野を持つ力は、仕事面でも高く評価され、
30歳で部長職に抜擢されるきっかけとなりました。
また、財務的な余裕ができたことで、人生の選択肢が格段に広がりました。
例えば、以前は躊躇していた海外MBA留学を決意し、2年間の学びを経て、
グローバル企業でのキャリアをスタートさせることができました。
さらに、貯蓄の過程で身につけた節約習慣や投資知識は、その後の人生における財務管理の基盤と
なりました。
特に、30代で経験した世界的な経済危機の際も、冷静に対応し、むしろ資産を増やすチャンスとして活用できたのは、この経験があったからこそです。
一方で、この過程で学んだ最も重要なことは、
「お金は人生の目的ではなく、より充実した人生を送るための手段にすぎない」ということでした。1000万円達成後に始めたボランティア活動や、家族との時間を大切にする習慣は、私の人生に
新たな意味と深みをもたらしました。
振り返ってみると、20代での1000万円貯金の達成は、単なる通過点に過ぎませんでした。
しかし、この目標に向かって努力する過程で得た学びと経験、そして達成後に広がった可能性の数々は、私の人生を豊かで実りあるものに変えてくれました。
今、40代半ばを迎えた私は、若い世代に向けてこの経験を共有する機会も増えてきました。
その際、常に伝えているのは、「お金は大切だが、それ以上に大切なのは、お金を通じて
何を実現したいのかというビジョンを持つこと」というメッセージです。
最後に…
これから同じ挑戦をする方々へのアドバイスを述べたいと思います。
明確な目標を持つこと
単に「貯金したい」ではなく、その先にある夢や目標を具体化しましょう。
継続は力なり
一時的な頑張りではなく、持続可能な習慣作りが重要です。
柔軟性を持つこと
社会経済状況は常に変化します。臨機応変に計画を調整する柔軟性を持ちましょう。
バランスを忘れずに
貯金も大切ですが、人生の他の側面(健康、人間関係、自己成長)もおろそかにしないでください。
知識は力
金融リテラシーを高めることで、より効率的な資産形成が可能になります。
常に学び続けることが大切です。
20代での1000万円貯金は、私にとって人生を変える挑戦でした。
この経験が、挑戦を考えている方々の励みになれば幸いです。
大切なのは、自分なりの「豊かさ」の定義を持ち、それに向かって着実に歩みを進めることです。
皆さんの挑戦が、素晴らしい人生の転機となることを心から願っています。
以上が今回、Mikaさんにインタビューした内容でした。
私も含め、実績がある方がこのように体験談とアドバイスがあるとマネをすることで人生が豊かになるかもしれない。
学ぶは真似るから派生したとも言われますから、皆さんもマネをしていきましょう!!
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